風邪の受診は不要?無駄?
ちなみに風邪は、「ウイルス性急性上気道炎」。
確かに、安静にしていれば数日で自然に治る。
でも、「先生、一週間しても風邪が治らない」、「風邪で、咳が止まらない。」と、病院に来られる方もある。それは、風邪と思っているけど風邪でなく、扁桃炎や気管支炎や肺炎かもしれない。だから、診察して、「風邪ですから、安静で治療しましょう」、あるいは、「気管支炎になっているので、抗生剤を使いましょう。」と説明する。
確かに、病気は風邪だけで休養もとれるなら受診は不要。でも風邪かどうか自己判断の難しい時は、受診して医者の判断を聞くのが安全でしょう。それを、「風邪は治るので、病院受診は不要」というのは、勘違いをおこし受診控えを増すのが心配。
病院受診されないと、抗生剤を使えば早く治るのに長く市販薬を使って、回復を遅れたりする。また別に、軽いコロナ感染、インフルエンザ感染の方が受診しないと気づかず、周りに感染を広げたりする。受診控えがひどいと、結局は、世間の健康な人が減ってしまう。
「風邪は治るので、病院受診は不要。」は正しいが、「三日も良くならなければ、風邪じゃないかも。」も大切です。その受診、無駄な医療ではありません。